基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成15年 春期 基本情報技術者 午前 問05
問05   関数の収束条件

 関数 f(x) は,引数も返却値も実数型である。この関数を使った,@ 〜 D から な成る手続を考える。手続を実行開始して十分な回数を繰り返した後に, B で表示される y の値に変化がなくなった。このとき成立する関係式はどれか。

@ x ← a

A y ← f(x)

B y の値を表示

C x ← y

D A に戻る

ア f(a) = y    イ f(y) = 0    ウ f(y) = a    エ f(y) = y
解答←クリックすると正解が表示されます

解説

 この関数の手順を実行すると、@→A→B→C→A→B→C→A→・・・、になる。 この手順を数回繰り返すことによりBで表示される y が変化しなくなり、 Cで表示される y とその次のAでの f(x) 、 y が同じものになる。 このときAでの f(x) の x には、前のCで代入された y が入ってくるので、 y = f(y) となる。よって、正解は(エ)である。

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