基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成15年 春期 基本情報技術者 午後 問09
問09   CASL

 次のアセンブラプログラムの説明及びプログラムを読んで,設問1,2に答えよ。

〔プログラムの説明〕

 連続する 16 語を4行4列の行列とみなす。 副プログラム ROTATE は,行列 X の内容を時計回りに 90 度回転し, 行列 Y に格納するプログラムである。

(1) 行列 X の先頭アドレスは GR1 に設定されて,主プログラムから渡される。

(2) 行列 Y の先頭アドレスは GR2 に設定されて,主プログラムから渡される。

(3) 行列 X と行列 Y が格納されている領域は,重ならないものとする。

(4) 副プログラムから戻るとき,汎用レジスタの内容は元に戻す。

〔プログラム〕


(行番号)
    1	ROTATE	START			;
    2		RPUSH			;
    3		LAD	GR3,16		;
    4	LOOP0	LAD	GR4,4		;
    5	LOOP1	LD	GR5,0,GR1	; 行列 X から行列 Y へ
    6		ST	GR5,3,GR2	; 1語移動
    7		SUBA	GR3,=1		;
    8		JZE	FIN		;
    9		LAD	GR1,1,GR1	;行列Xのポインタを更新
   10		SUBA	GR4,=1		; 
   11		JZE	NXTROW		;1行分の処理終了?
   12		 	;
   13		JUMP	LOOP1		;
   14	NXTROW		;次の行へ
   15		JUMP	LOOP0		;
   16	FIN	RPOP			;
   17		RET			;
   18		END			;

基本情報技術者試験


設問1  プログラム中の に入れる正しい答えを, 解答群の中から選べ。

解答群

ア LAD  GR2,-16,GR2    イ LAD  GR2,-15,GR2

ウ LAD  GR2,-14,GR2    エ LAD  GR2,-13,GR2

オ LAD  GR2,1,GR2     カ LAD  GR2,2,GR2

キ LAD  GR2,3,GR2     ク LAD  GR2,4,GR2

ケ LAD  GR2,6,GR2     コ LAD  GR2,8,GR2

解答 a ←クリックすると正解が表示されます

解答 b ←クリックすると正解が表示されます

基本情報技術者試験


設問2  次の記述中の に入れる正しい答えを, 解答群の中から選べ。

 行列 X の内容を反時計回りに 90 度回転し,行列 Y に格納するように変更するには, 行番号 5 を に, 行番号 9 を に,それぞれ変更すればよい。

c に関する解答群

ア LOOP1 LD   GR5,3,GR1    イ LOOP1 LD   GR5,4,GR1

ウ LOOP1 LD   GR5,7,GR1    エ LOOP1 LD   GR5,8,GR1

オ LOOP1 LD   GR5,15,GR1    カ LOOP1 LD   GR5,16,GR1

d に関する解答群

ア LAD  GR1,-4,GR1    イ LAD  GR1,-3,GR1

ウ LAD  GR1,-2,GR1    エ LAD  GR1,-1,GR1

オ LAD  GR1,2,GR1    カ LAD  GR1,3,GR1

キ LAD  GR1,4,GR1    ク LAD  GR1,5,GR1

解答 c ←クリックすると正解が表示されます

解答 d ←クリックすると正解が表示されます


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